✲゚。.ヾ(⌒(ノ'ω')ノ☆.。

変色系男子の日常。

蹴りたい背中 in アローラ

ポケットモンスター サン・ムーン」のレーティング対戦だが、シーズン 1 が終わり、もうすぐシーズン 2 が始まろうとしている。ときに楽しくときに厳しいあの日々も最後を迎えて、季節は巡る。何もかも同じままではいられないのだ。

一世を風靡したテッカグヤは、カロス地方からやってきたメガリザードンに消し炭にされるだろう。そして、レーティング界の守り神たちの頂点に君臨したカプ・コケコもメガフシギバナの猛毒に骨まで溶かされるだろう。依然として頂点に残り続けるのはガブリアスのみとなるだろうか。

僕は「ポケットモンスターブラック2・ホワイト2」ぶりにポケモンを初めた。そして、レーティング対戦は今作が始めてだった。なるべく強力なポケモン (俗にいう厨ポケ) だけに頼らずに、自分の好きなポケモンたちだけで戦おうとあがいたが、結果は 334 戦 164 勝 170 敗 (勝率約 49.2%) と苦しい結果に終わった。経験はもちろんだけど、相手の行動を読んだり、負け筋を摘んで勝ち筋を失わないための思考力が全然足りてないのだと思う。

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👆 最近のパーティ。はがねタイプやエスパータイプ、ゴーストタイプに弱いという致命的な弱点があるけれど、育成済みのメンバーの中でなるべくバランスよく固めたらこうなってしまった。そもそも育ててるポケモンが偏りすぎていたw

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👆 シーズン 1 でのわがパーティの MVP (Most Valuable Pokémon) のフェローチェ。NN は「スターシア」。まさに蹴りたい背中 (蹴る方の意味で) 。

さあ、もうすぐカロス地方ホウエン地方から魑魅魍魎たちがやってくるぞ。準備はいいか!僕は全然だめだー 😭
最近は根を詰めてプレイしすぎた気もするので、今度からは心機一転して気楽にまったりやりたい。もちろん、勝ちにいくけれど、何より楽しんで!

アローラ ✨✨✨

日常の中のファンタジー

数年前「魔法少女まどか☆マギカ」(通称: まどマギ) というアニメ作品に出会ったとき、僕はこれほど愛すべき作品に出会えたことを、とても幸運に、かつ幸福に思った。その一方でこうも思った。「今後、これ以上の作品に出会うことはあるのだろうか?」と。ストーリーがあまりにセンセーショナルで、演出がとてつもなく魅力的で、キャラクターがこの上なく魅惑的だったからだ。しかし、この懸念はやや大げさであり、杞憂であることがそのまた数年後に分かった。「ひだまりスケッチ」というコミック・アニメ作品、村上春樹という作家の著作、「メイドインアビス」というコミック作品など、まどマギに勝るとも劣らない珠玉の作品たちに出会うことができた。

そして「ハクメイとミコチ」も僕の人生を大きく揺るがした作品のひとつだ。

今までに読んだコミック作品の中でも最も愛していると断言できる。これは 2 人の小人 (ふたりとも女性) が主人公で、彼女らのスローライフを描いた日常系ファンタジーだ。この世界には小人の他にも小動物や昆虫たちが暮らしている。設定はまさにファンタジーだが、この世界では現実世界と同様に経済が回っており、(動物や昆虫たちも含めて) 人々は職業に就き、窃盗などの犯罪もそれなりに発生している。つまり、僕らの現実世界と非常にそっくりな社会が形成されているのだ。その一方、登場人物のサイズがだいたい小さいのに対し、もののサイズが等身大なのもリアルだ。例えばコーヒー豆は彼女らにとっては両手で抱えるほどのサイズになる。このファンタジーとリアルが巧みに融合した様子が面白くて、リアル要素がファンタジー要素を強める要因となり、見るものを作品に没入させる。

巧みな設定に加えて秀逸なのが、緻密な書き込みだ。ひとコマひとコマが細い線で丁寧に書き込まれていて、それがまた読者を夢中にさせる要因になっている。彼女らのスローライフに合わせて、その素晴らしいイラストをじっくりと堪能しながら読み進めるのが心地よい。

これほど綿密に練り込まれたファンタジー作品は、もはや非ファンタジーとしての日常と区別が付かなくなる。まさに世界のどこかに、この愛すべきファンタジーの世界が存在していると確信が持てそうになるほどに。また、実際の幼い日の田舎での思い出が、この作品の牧歌的な要素に呼応しているのかもしれない。そして、このような日常の中のファンタジーは、僕に大きな安らぎを与えてくれる。

たぶん、日常とファンタジーは相反するものではなく、むしろ、表裏一体のものなのではないかと最近よく思う。この世界もまた、リアルとファンタジーの融合した結果生まれているのではないかと。まさに Mr.Children が fantasy という歌で表現している通りだ。そう考えると、ときに非情で理不尽で退屈に思えるこの世界も、捨てたもんじゃないなと思える。そういった思いをくれるファンタジーたちにこの上ない感謝を贈りたい。

僕らは愛し合い 幸せを分かち合い 歪で大きな隔たりも越えていける たとえばそんな願いを誓いを皮肉を 道連れにさぁ旅立とう 日常の中のファンタジーへと

真鯛のスライス

今日のお昼は、職場の近くのプロントで「真鯛のだし茶漬けスパ」というメニューを食べた。看板に載せられた写真が僕を魅了してきたからだ。正直、コストパフォーマンスは最悪だった。パスタにコーヒーをつけて 1,090 円。高い。そして肝心のパスタ。コンセプトはいいし、味も悪くないんだけど、具が非常に少ないせいで貧相な印象を受ける。ただ、ひかえめに乗せられた真鯛のスライスが非常に美味しかった。薄いながらも香りがよくて、食感もふわりとやわらかくてたまらない。もし宝くじに当たったら、このスライスだけをお皿に大量に盛り付けて、満腹になるまで食べてみたい。

ATM から現れた疑問について

今年は毎日文章を書こうと心に決めて、きちんと続いたのは 1 週間だった。悲しいね。辞めては始め、また辞めては始めといった賽の河原サイクル (僕が名付けた) から脱却して、ほんの少しずつでもいいので堅実にいきたいね。

ところで、ATM からお金を引き出したときにふと疑問に思った。偽札って本当にバレるのかと。もちろん、家庭用のプリンタでカラーコピーした程度のものなら素人でも簡単に判別できそうだが、偽造のプロが作った偽物はどうだろうか。

まず、スーパーマーケットやコンビニのレジ担当の店員に、紙幣をじっくりためつすがめつする暇はないだろう。最近は落ち着いた照明のコンビニも多いので、短時間では色味なども見分けずらそうだ。そうなると判別の鍵となるのは感触になるだろうけど、銀行員のように紙幣を数える訓練に勤しんだ経験でもない限り、そんなに分かるものかなぁ。

そして、仮に偽札を判明できたとして、それを使用した人物が必ずしも偽造した犯人とは限らない。単に人の目をくぐりぬけて流通した偽札が無関係な人の手に渡り、その人が何も知らずにレジで偽札使った場合などだ。仮に使った人物がまさに犯人だったとしても、無関係のものを装って白を切ればその場を切り抜けられそうだが、どうなんだろう。

実は偽札がバレるケースは氷山の一角で、日本にはあまたの偽諭吉たちが跋扈しているのではないだろうか。うーん、だとしても作る側には回りたくないな。偽札を作るより、偽アプリを開発するほうがよほど儲かりそうだ。しかし、そのモチベーションすら湧いてこないので、僕は正規の方法で買ったポケモンで正真正銘の厳選を経た自慢のポケモンたちとともに、勝てない勝負に繰り出そうかと思う。

圧倒的な物語に触れた話

映画「傷物語〈III冷血篇〉」を観た (以下、致命的なネタバレは含みませんが、若干ストーリーに触れます) 。

シャフトの劇場アニメーションの集大成といった感じだった。シャフト独特の非常に仰々しい建物の描写や、コミカルな表現と息を呑むアクションの入り混じった戦闘シーンで、ストーリーを完全に抜きにしても楽しめるクオリティ。それに、非常によく練られた傷物語という物語が加わるのだから、これが面白くないわけがない。

傷物語」は<物語>シリーズの時系列的には一番最初*1なのだが、始まりにして結構きれいに終わっているので、<物語>シリーズに馴染みのない方でも存分に楽しめるのではないだろうか。そして何よりも圧倒的だ。ここでいう圧倒的とは、退屈を吹き飛ばしてくれるという意味での圧倒さだ。

まず登場人物がとにかく圧倒的。主人公の阿良々木暦は自分が正しいと思うことには命すら省みない。そこに発生するであろう責任など考えず、いいかえれば徹底的に軽率なのだ。圧倒的な偽善者と言えるかもしれない。そしてヒロインの羽川翼。彼女は圧倒的な自己犠牲を披露する。阿良々木暦の命知らずな行動と一見似ているが、ベクトルがまた別な方向を向いている。ちなみに、彼女の不気味なほどの自己犠牲、その根本原理はまた別な物語で詳らかにされていく。そして、圧倒的な中立者である忍野メメ。彼は他の登場人物に対して情で行動することのない、徹底的なリアリストだ。でも阿良々木暦のことはどうしても気になっているようにはちょっと見えるけれど。最後に、圧倒的な力を持った吸血鬼、キスショット・アセロラオリオン・ハートアンダーブレード。彼女の圧倒的な面は実にシンプルで、徹底して強大なところだ。世界中の武力を持ってしても打倒できないのではないかというほどの物理的な強さを持っている (ただし、物語開始時はあるハンディを抱えている) 。本当にひとりひとりが尖った人物ばかりで、彼らが相まみえることで一体どんな相互作用が生まれるのだろうと、一挙手一投足に目が離せない。

そして、物語も圧倒的に秀逸だ。ハッピーエンドでもバッドエンドでもなく、トゥルーエンドとも表現し難い、型にはまらない終わり方だと思う。僕はこの「傷物語」は原作を何年か前に読んでいたのだが、この今までにないような終わり方に感動して、作者の西尾維新の圧倒的な物語力の魅力に取りつかれた。他の<物語>シリーズもどれも予想できないような終わり方をすることが多いけれど、この「傷物語」の終わり方が一番印象的だ。時系列的にも始まりの物語で、この結末が以降のあらゆる物語に絡んでくるからかもしれない。

というわけで、<物語>シリーズが散々世間で持てはやされていて気になるけど、観たことがない、あるいは「化物語」で止まっているという方。この「傷物語」の劇場アニメーションを強くおすすめします!

ちなみに、おっぱいもすごいです。

*1:正確にはさらに前のものも存在するが、主なストーリーでいえば始まりの物語

赤ちゃんの変幻自在の表情について

今日は親友の赤ちゃんの顔を見に行った。別の友だちと待ち合わせをして、西鉄バスで彼らの家に向かったのだが、到着してしばらくすると雨がぱらついてきた。まあ、傘を刺さずともそれほど濡れない程度の小雨だけれど。

赤ちゃんは数週間会わないうちにふくよかになっていた。やはり子どもの成長、特に生まれて間もない赤ちゃんのそれは著しい。彼の 1 週間はきっと僕ら成人の数年に相当するくらい長いものだろう。

赤ちゃんの表情は本当に変幻自在で、笑顔を携えたかと思えば、しかめっ面をしたり、無表情になったり、非常に忙しい。まるで、雨の日のバスのフロントガラスで、ワイパーが動くごとに水滴の配置が様変わりするように、全く同じ表情というのは二度と見せない。まあ究極的に言えば大人だって誰だってそうだけれど、赤ちゃんはそのバリエーションがあまりにも豊富で、見るものを退屈させない魔力がある。かわいい。

黄昏ノムコウニ過ギ去リシ果報ガ見エルカ

会社の話。僕の部署では、毎週金曜日に拡大夕会というものを開いている。これは、部の開発者 (プログラマ) が全員で集まって、あるテーマに基づいた発表を行うというものだ。このテーマは技術的なことではなく (まあ技術に関することでも構わない) 、日常に関すること、例えば最近ハマっていることや最近悲しかったことなど、日常に即したテーマがほとんど。そういう他愛のない話で盛り上がることで、部のメンバー同士の結束を強めるのが目的だ 💑 👨‍❤️‍👨

今まで部の開発者の技術力や生産性向上のために色々な施策を講じてきたけれど、どれも芳しい結果を上げることができなかった。そして、この習慣だけが残っているのだが、これがなかなかどうして上手くいっている。本当に毎回楽しい話題が噴出してきて、大変盛り上がるのだ。

今日のテーマは僕が発案した「2016 年で最もよかった買い物」だったのだが、今回も色々な話題が出てきて、非常に面白かった。その一部がこちら。

  • 黒にんにく。食べると途端に力が湧いてくるそう。夜に食べることで、1 時間余計に夜更かしすることができる。
    • 1 粒 100 円に満たない黒にんにくで、時間が買える…だと!?
  • 青春 18 切符。10 時間かけて指宿まで旅行した。
    • すごい長旅でかえって疲れそう…。だけど不思議と楽しそうに思える。
  • 圧力鍋。よい夫婦仲を築くためには、日々の食卓に彩りが必要。ソーキそばのソーキを美味しく作るために買った。

特に黒にんにくのインパクトはすごかった 💪💪💪

ちなみに僕は、大晦日にボーナスを捧げて買ったダイソンの掃除を取り上げた。謳い文句に違わず、吸引力は確かなものだった。そしてコードレスなのが素晴らしい。しかし、値段はあまりに高く、型落ちでも PS4 レベルの値段 😇

2017 年もすばらしいアイテムに出会えることを心から祈りたい 🙏✨