Ruby 最新バージョン (1.9.3p362) の導入メモ
普段は RVM を使ってて、あまり自分でソースをコンパイルしてインストールしたりしないのでメモ。
AWS で Amazon Linux AMI をベースに起動したインスタンスでの導入を想定しています。
1. 事前準備
まず、Ruby をコンパイルする際に必要なライブラリ群をインストールします。
(gcc や make すら入ってなかったのでここで入れます)
yum で楽々インストール♪
$ sudo yum install gcc make openssl-devel zlib-devel readline-devel
次に、Ruby 1.9.3 を入れるにあたって LibYAML というライブラリを入れておきます。
※ LibYAML は無くても Ruby 自体は動作するようだが、gem コマンドの実行時などに警告が出る。
※ Ruby 1.9.3 で使われている Psych という YAML パーサが LibYAML を必要としているらしい。
こちらはソースをダウンロード&コンパイルして導入します。
$ wget http://pyyaml.org/download/libyaml/yaml-0.1.4.tar.gz $ tar -xvzf yaml-0.1.4.tar.gz $ cd yaml-0.1.4 $ ./configure $ make $ sudo make install $ make clean
これで下準備は完了です。
2. Ruby のインストール
ソースをダウンロードして、コンパイル&インストールします。
$ wget ftp://ftp.ruby-lang.org/pub/ruby/ruby-1.9.3-p362.tar.gz $ tar -xvzf ruby-1.9.3-p362.tar.gz $ cd ruby-1.9.3-p362 $ ./configure $ make $ sudo make install $ make clean
バージョンが確認できればOK!
$ ruby --version ruby 1.9.3p362 (2012-12-25 revision 38607) [x86_64-linux]