「趣味のコミュニティ」のすすめ
この記事は?
こんにちは、QUANON (@quanon_jp) です。
この記事は 株式会社マネーフォワードの福岡開発拠点が主催している Money Forward Fukuoka Advent Calendar 2024 の 12/03 (火) の記事です。2 日目は ski-u さんによる「2024 年に読んだ好きな小説三選」という記事でした。奇しくも読書という点で繋がっています 📚✨
- この記事は?
- はじめに
- 趣味のコミュニティとは?
- なぜ趣味のコミュニティに参加するのか?
- どうやって趣味のコミュニティを探す?
- 趣味のコミュニティが無い場合は?
- 趣味のコミュニティが持つ可能性
- 最後にまとめ
はじめに
みなさんには何か趣味はありますか?読書や映画鑑賞、スポーツ、キャンプや登山など、この世界にはいろいろな趣味があります。例えば野球やサッカーなどのスポーツはチームで行うため、人と接する機会が多いです。対して、読書や映画鑑賞はひとりで行うことが多く、人と接する機会はほとんどないでしょう。
今回は「趣味のコミュニティに参加するのはいいぞ」という旨のお話をします。多人数で行う趣味はもちろん、普段はひとりで行う趣味でも、その趣味のコミュニティに参加することの意義を少しでもお伝えできればと思います。
趣味のコミュニティとは?
この記事での「趣味のコミュニティ」とは「同じ趣味を持つもの同士の集まり」を指します。例えば以下のような集まりです。
- 草野球やフットサルなどのスポーツ
- 音楽バンドや合唱団
- 読書会
- 料理教室
- ボランティア団体
僕はどのような集まりに参加しているかというと、読書という趣味で読書会、ヨーヨーという趣味でヨーヨー練習会に不定期で参加しています。
読書会では本に関心がある人が各自好きな本を持参して集まり、本を紹介したり内容について雑談したりします*1。
ヨーヨー練習会では、ヨーヨーをプレイするのが趣味な人が集まり、黙々と練習したり、技を教えあったりします。
なぜ趣味のコミュニティに参加するのか?
交流のため
趣味で好きなことを楽しんでいると「好きなことについて誰かと語り合いたい!」と感じることがあります。しかし、家族や職場の同僚など普段よく会う人にその趣味について話せる人がいないと、その欲求を満たすことができません。そういう場合は SNS で同じ趣味を持つ人を探してコミュニケーションするのが一つの手段でしょう。しかし、やっぱり実際に会って話したいって場合もありますよね。他にも、身近な人を同じ趣味に誘って仲間にするという手段があります。しかし、何も知らない人にその趣味の魅力を伝えるのは熱量と努力が必要ですし、その趣味にはまってくれるかどうかは結局その人次第です。
そこで参加可能な範囲に趣味のコミュニティがあるのであれば、思い切って参加してみるのはどうでしょう?同じ熱量を持った人が集まる場なので、すぐに好きなことで交流できます。しかし参加してみても緊張し過ぎて上手く交流できなかったり、同じ熱量の人が意外といなかったり、逆に周りの熱量が高すぎて気後れしたりすることもあります。その場合は別のコミュニティを探してみたり、日にちを空けてから再度参加してみると、顔ぶれが変わるのでよいと思います。
年齢を重ねて自分や友人が家庭を持つ年齢になると、なかなか新しい友人を作るのは難しいです。また、引っ越してきたばかりで友達がいないということもあるでしょう。そういう人が友達を作るのにもうってつけです。実際、読書会に参加するとそのような動機の参加者が多いです。
多様な人と出会うため
学生であればクラスメイト、社会人であれば同僚、それ以外にも一緒に暮らす家族や仲のいい友人など、普段会う人の属性 (性別、年齢、職業など) は限られています。普段の生活では年齢が離れた人、異性、異なる職種の人と会う機会がないという人も多いと思います。趣味によっては同じ性別・年齢の人が集まりやすい場合もあるため趣味の種類にもよりますが、趣味のコミュニティは普段の生活ではなかなか出会えない属性の人と出会う貴重な機会になります。
例えば、僕の参加する読書会では
- 年齢: 学生から定年後の方まで色々
- 30〜40 代が多い印象
- 性別: 男女かかわらず
- 割合もそんなに偏りがない
- 職業: 学生、色々な職業、専業主婦、無職
という感じで、普段の生活ではあまり話す機会のない人と交流できます。そうすると、普段の生活ではなかなか聞けない分野の話を聞く機会になり、興味深いです。また、趣味のコミュニティに参加する人は別の趣味を持っている場合も多い印象で、別の趣味の話を聞くのもまた楽しかったりします。
もう一つの実例として、僕の参加するヨーヨー練習会は男性が中心で、小学生など子どもも多く参加します。ほとんど男の子ですが、たまに女の子もいます。子どもがいない僕にとっては、年が離れた色々な子どもと交流できるのは貴重な機会です。ヨーヨーが激ウマな小学生にいつも懇切丁寧に技を教えてもらっています。
依存先を増やすため
ここで、家族や同僚・クラスメイト、友人もそれぞれがコミュニティであると捉えてみます。普段所属しているコミュニティが限られると、そこでの関係性に何か問題が生じたり崩壊してしまったとき、他に頼れる仲間いない状態になるかもしれません。例えば家族としか交流がない場合に家族と死別・離別してしまった場合、孤立無縁な状況に陥ってしまいます。また、ひとつのコミュニティに極端に依存してしまうと「そこで嫌われたくない、仲間はずれにされたくない」という考えに囚われ、自分の本意ではない行動ばかり取らざるを得ないという状況に陥ることもあります。趣味のコミュニティなど、家族でも学校・職場でもない第 3 のコミュニティに属すことで、仮にあるコミュニティでの関係性が破綻しても「自分には別のコミュニティもある。自分の居場所はまだあるんだ」という安心を得ることができます。
インプットとアウトプットのため
例えば読書の場合は、本を読んで特に何もアウトプットせずにおしまいということも多いと思います。人によってはメモや日記に感想を残したり、SNS に感想を投稿したりするなど、アウトプットしている人もいるかもしれません。読書のやり方にルールはなく、人によってアウトプットするかどうか、そしてそのやり方は自由です。しかし、もし感想を誰かに伝えたいという思いがある場合は、読書会はとてもよい機会になります。本の内容や感想を言語化して、相手に伝わるように話す練習になります。そして、人に話すと自分の記憶にもより定着します。また、読書会では他の人の紹介や感想を聞くこともできます。普段手に取らないような本を紹介されたり、自分とは全く違った切り口の感想を聞いたりと、斬新なインプットが得られます。
他にも、ヨーヨー練習会では技を人前で練習したり披露したりするのがアウトプットになり、人の技を直接見たり技のコツを教えてもらうことがインプットになります。スポーツや音楽などの趣味では、その活動自体がまさしくよいアウトプットになるでしょう。いずれも一人での活動では得られないインプットとアウトプットです。
どうやって趣味のコミュニティを探す?
僕の場合ですが、インターネットで探しています。僕は X や Instagram という SNS をやっているので、アカウントを探したり、投稿されている告知を検索して参加することが多いです。Google 検索を活用するのもよいでしょう。例えば、僕がよく参加している「博多で読書会」は「福岡 読書会」で検索すると、検索結果の一番上に出てきます。

また地方自治体が提供しているサービスで探すのもよいでしょう。例えば、福岡市では趣味のサークルを探すための以下のサービスが運営されています。
趣味のコミュニティが無い場合は?
これは趣味のコミュニティに参加するよりもハードルが高いですが、自分自身で趣味のコミュニティを主催するという方法があります。「無いなら作る」というスタンスですね。自分が趣味のコミュニティを探しているが身近にないという場合、自分と同じ状況の人が近くにいる可能性があります。そこで X や Instagram で集まりを呼びかけてみて、もし運よく参加希望者がいれば集まりを開いてみるのがよいでしょう。
僕も読書会やヨーヨー練習会を小さく開催した経験はありますが、まだまだ経験不足なのでこれ以上は語れません 🙏
趣味のコミュニティが持つ可能性
インターネット、そして SNS が普及して、昔よりも人と人が直接出会う機会は減っています。そんな中で老若男女問わず広く開かれている趣味のコミュニティは、人生を潤すオアシスになってくれる存在だと思います。
最近参加したとあるヨーヨー練習会、そのグループチャットに以下のような投稿がありました*2。
👩 A さん
息子が参加しましたが、夢のような時間だったと言っていました。「次の回にもちゃんと申し込みしたよね!」とすぐに確認されたほどに。関わってくださった皆さんありがとうございました。
👴 B さん
初老の自分が若い人中心の集まりに参加してもいいものかと迷ったが、勇気を出して参加してみてよかったです。とても有意義な時間でした。みなさんのヨーヨーの技を見てとても勉強になり、そして刺激になりました。
色々な年齢の方が同じように楽しさや充実感を感じていてとても感動しました。この集まりは主催の方がとても丁寧です。このような素敵な集まりを開いてくれていることにとても感謝し、尊敬しています。1 つの集まり自体はコミュニティとしては小さなコミュニティですが、こういう集まりがいろんな場所にあふれていたら素敵だなと改めて思う体験でした。
最後にまとめ
趣味のコミュニティに参加することで
- 普段出会えない色々な人に出会い、交流できる
- 依存するコミュニティを増やすことで、人生の安心につながる
- 普段なかなか得られない情報をインプットでき、なおかつアウトプットの機会にもなる
と色々な恩恵を得ることができます。少しでも興味があれば、ぜひ身近な集まりを探して飛び込んでみてください。その勇気によって、きっと新しい世界が開けます 🙌